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日本での新規就労希望者、頭打ち

 ブラジル日系人の20%が日本で働いているといわれるが、出稼ぎ希望者のほとんどはすでに日本で働いているといわれます。このためかブラジルでは、出稼ぎ斡旋業者が片っ端から日系人宅に<日本で働きませんか>と勧誘の電話をかけているそうです。
 日系人宅の電話番号をどうして知ったのか、電話を受けた日系人たちは一様に首をかしげているそうで、どこからか個人情報が漏れているのかも、と不安視する人もいるそうです。
 丹念に電話帳から探している、あるいは様々な会員名簿を手に入れているなどの説もささやかれているようですが、こうしたことが行われるようになったのも、日本への出稼ぎ希望者が少なくなってきた証拠と見られています。やはり、日系社会から30万人の人が日本へ行けば、そろそろ希望者も頭打ちということなのかもしれません。