ブラジルは犯罪がお多く、観光に不向きな国と思われがちですが、意外なことにブラジルは、観光客の多い国なのです。昨年2004年度の観光収入が、中銀が統計を開始した1947年以来の最高額、32億2千万ドルにもなったのです。この外貨収入額は、大豆、鉄鉱石、自動車、大豆粕、航空機に次いで6番目の外貨収入源となっています。
リオの海岸をはじめ、アマゾン、パンタナル、イグアスの滝と、たちどころに代表的な観光地を上げることができほど、ブラジルは観光資源に恵まれた国なのです。これで犯罪が少なくなれば、ヨーロッパ以上に観光客を引きつけることになるでしょうが、残念なことです。