中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

ブラジルで起きたブラックアウトは設備性能の不具合

 ブラジルのメディアによると、8月の25州と連邦管区で起きた停電(ブラックアウト)の原因を全国電力系統運用者(ONS)は25日、「風力発電所太陽光発電所の設備性能の不具合」という調査結果を公開しました。

 公開された妨害分析報告書(RAP)の草案に含まれているもので、風力発電所太陽光発電所の故障が原因と指摘し、電圧制御装置が作動しなかったとしています。ONSは、発電所によるデータの送信と検証のための新しい手順の開発を国家電力エネルギー庁(Aneel)に提案すると述べています。

 ONSのゼネラルディレクターは、「現在準備中のRAPは、我々の歴史の中で最も重要なものの1つであり、計画、運営、規制、新しいプロジェクトの統合を改善するための基礎となる」と述べました。