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保健省医療システムをハッカーが攻撃

 ブラジルのメディアによると、保健省は12日と13日、2回のハッカー攻撃を受けたとマルセロ・ケイロガ保健相が認め、同省が内部システムを「回復」するた目の作業を行って行っていると語りました。

 ケイロガ大臣は「2つのハッカーは異なるもので、1回目の攻撃でも、医療システムは危険にさらされなかった。2回目の攻撃は、マイナーなハッカーでデータに問題はなく、正常に回復する作業に取り組んでいる」と説明しました。

 連邦警察によると、12日から13日にかけ保健省の医療システムに対するハッカー攻撃があり、電子メールシステムがダウンしました。同省はネットワークのメンテナンスによるものと発表していましたが、連邦警察は、電子メールのダウンはハッカーの攻撃に関連していると見ています。

 ハッカーの攻撃により、13日から外国人旅行者に対するワクチン接種証明書提示や5日間の隔離などの検疫強化も一時停止され、18日から実施されることになりました。