ブラジルのメディアによると、パラグアイとブラジルの国境パラグアイ･アマンバイ県ペドロファン･カバレロ市で10日に起きた４人殺害事件でパラグアイ警察は11日、容疑者7人を逮捕しました。
同事件で殺害されたのはパラグアイのロナルド・アセベド知事の娘など４人です。事件のあった国境の町ペドロファン･カバレロ市は道路一つでブラジルとパラグアイに分かれています。パラグアイ側がペドロファン･カバレロ市で、ブラジル側はマトグロッソ･ド･スルのポンタポラン市になります。
ペドロファン地域は、麻薬や武器の密売ルート、人身売買ルートで知られ、その管理をめぐってギャング同士の紛争が絶えない町です。犯罪組織が町を支配しているとも言われる危険地帯で、国会議員さえも犠牲になったことがあり、通常、一般の人は同地域には行かないと言われています。
