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「ブラジル人に死を」と叫ぶ上院議員が失職

 ブラジルのメディア28日の報道によると、パラグアイで「10万人のブラジル人の盗賊に死を」と叫び、それを阻止しようとした警察官に暴行を加えた同国の上院議員が28日、「影響力の濫用」で議員の座を追われました。職を失ったのはキューバス・コロメス上院議員で、ブラジル人はパラグアイにおける「盗賊」で「侵略者」であり、国の森林破壊していると非難していました。

 この件で同上院議員は、ラジルとの国境近くで激しいデモを行い、警察官を殴り、パトカーを蹴るなど暴行を加えました。別の上院議員は 「彼が通常のパラグアイ人だったら、逮捕されている」と指摘しています。

 キューバス元上院議員によると、パラグアイには200万人のブラジル人が居住し、そのうち10万人は盗賊で侵略者としています。同氏は、国境の町でブラジル人は違法な森林伐採を行い、販売していると非難していました。