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リオでデジタル搭乗のテスト開始

 ブラジルのメディアによると、連邦政府は11日、リオデジャネイロの国内空港サントス・ズモン空港でデジタルによる搭乗テストを開始しました。乗客は顔認識によって識別され、航空券や身分証明書を提示する必要が無くなりました。

 このデジタル搭乗が利用できるのは、顔識別装置を設置したアズール航空の乗客に限られます。このデジタル搭乗はフロリアノポリスとサルバドールでもテストされていますが、顔認識の使用には乗客の航空券と署名が必要で、完全なデジタル化ではありません。

 デジタル搭乗は、2021年中にブラジル全土の空港に拡大されることが期待されています。