中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

メキシコがオックスフォード大学開発ワクチンを許可

 ブラジルメディアによると、メキシコは4日、オックスフォード大学とアストラゼネカ研究所が開発した新型コロナウイルスワクチンの使用を緊急に許可しました。許可はファイザー社製のワクチンに次いで二つ目です。

 人口1億2800万人のメキシコは、米国、ブラジル、インドに次ぐ新型コロナウイルスでの死亡者が多い国で、これまでに127,000人以上が死亡、140万人が感染しています。同国ではすでにファイザー・ワクチンが医療関係者約3万人に接種されています。アンドレ・メキシコ大統領は「1月前半までに70万人から75万人の医療専門家がワクチン接種を受ける予定」と述べています。

 メキシコは今後、両ワクチンを2億回分を購入し、無料で国民1億1600万人に接種する計画を立てています。