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連休で大サンパウロ圏が大渋滞

 ブラジルメディアによると、連休を控えたサンパウロでは9日、レジャーに出発する客で各道路は大渋滞しました。天気予報では、9日は雨模様でも日曜日と月曜日は晴れるとあって、レジャーに出かける人で大混雑が起きたのです。

 交通を監視するCET(エンジニアリング社)とWaze(カーナビアプリ)のデータによると、出発前の新型コロナ検疫では268 kmの列ができ、高速道路でドライバーは136kmに渡ってノロノロ運転を強いられました。サンパウロ市内の環状道路では車両2台の事故もあり、渋滞が94kmにも及びました。

 高速道路警察によると、長期休暇中に大サンパウロ圏からサンパウロ州内陸部の観光地に向け約37万台の車両が出発すると予測しています。

 アンシェッタ街道とイミグランテ街道での車両の動きは、9日夕方から動きが激しくなりました。アンシェッタ街道料金所では、同日午後8時に11kmの車列ができました。イミグランテ街道は霧が発生したこともあり、38キロ地点から55キロ地点までノロノロ運転になりました。また環状道路は、高速道路入り口から海岸に向かって29km地点まで混雑が続きました。パラナの方向に向かう車も2箇所で渋滞に巻き込まれています。

 リオとサンパウロを結ぶデュトラ街道では、サンパウロ市内に向かう車両が多すぎ、国際空港のあるグアルーリョス辺りでは200kmも渋滞しました。