地元メディアによると、サッカー・ワールドカップ(W杯)開催都市のバイア州サルバドール市で小規模ホテルを狙った集団強盗事件が相次ぎ、警察が注意を呼び掛けています。強盗犯は、主に旅行客や従業員がレストランで朝食を取るため室内にいず、施設のセキュリティーも手薄になっている時間帯を狙い犯行を行っています。金銭や書類、所持している電子機器などを奪った後ホテルの前に停車しておいた自動車で逃走している模様です。
最近になってサルバドール都市圏で4件の集団強盗事件が発生しています。武装した4人の強盗犯が市内のマールホテルに侵入した事件では、外国人3人を含む旅行客が被害に遭いました。このほかイタパリッカ島にあるベラ・クルスホテルでも同様の事件が起きています。被害者の中には、W杯観戦でブラジルを訪れていた外国人も含まれています。
サルバドール市近郊の2カ所の小規模ホテルでも集団強盗事件が発生しており、警察はすべて同一グループの犯行と見て捜査を続けています。