地元での報道によると、国家電気通信庁は、通信事業者に対して海賊版携帯電話からの発信をブロックする新たな規制を命じました。この規制は来年から有効となりますが、それまでに各通信事業者はブロックするための技術導入が求められています。海賊版携帯電話は、リチウムイオン電池の爆発や過剰な電磁波による人体への悪影響などが問題視されていました。
今回の発信規制は通話の品質向上に役立つともされています。通話の途中で回線が中断されるケースの約10％は海賊版携帯電話によるものとされており、通信ネットワーク全体に悪影響を与えているともいわれています。
新規制でブロックされるのは海賊版携帯電話の端末のみで、各通信事業者の携帯電話用ＩＣチップや通信回線自体が利用不可能になることはありません。
