地元での報道によると、リオ市内の海岸地域で3月30日、ブラジル旅行中の外国人カップルが拉致され、男性が殴られるなどの被害を受け、女性が性的暴行を受けるという事件がありました。
被害者2人はコパカバーナ区でラパ区行きの乗り合いバンに乗車。バンがボタフォゴ区のリオデジャネイロ国立総合大学近くに着くと、運転手と別の男性1人がカップル以外の乗客にバンを降りるように命じ、カップルは6時間監禁された後イタボライー市で解放されました。監禁された男性は暴行を受け、女性は性的いたずらを受けていました。
犯人の男性2人はジョナタン・デ・ソウザ容疑者(20)とワラシ・シルバ容疑者(22)で、通報を受けた観光支援特別警察(Deat)にリオ近郊のサンゴンサロ市内で逮捕されました。
犯行に加わったのは逮捕された2人以外に男性1人が性的暴行に加わり、未成年の男が盗みを働いたことがわかっています。こちらの2人は早めに逃走、警察が行方を追っています。
被害者のカップルは20歳前後とだけ発表され、国籍や氏名などは安全の面から公表されていません。