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14年W杯チケット、障害者用に2%確保

 地元メディアによると、ジルマ大統領は8日付連邦官報の中で、2014年サッカー・ワールドカップ(W杯)の入場チケットの2%を、身体障害者と付添人のために確保するよう義務付けました。この決定により全チケットの1%が身体障害者に、さらに1%が付添人に割り当てられ、13年に開催されるコンフェデレーションズ杯にも適用されます。
 これまで政府と国際サッカー連盟(FIFA)が障害者用のチケット販売のみを許可し、付添人のチケットに関する規定を定めていなかったための措置です。
 障害者用チケットを購入するためには予約が必要で、FIFAは一般席が不足した場合にのみ、障害者用チケットの一般販売も行うとしています。