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キヤノンがデジカメ生産へ

 キヤノン御手洗冨士夫社長、本社/東京都)はデジタルカメラ生産会社「キヤノン・インダストリア・デ・マナウス」を今年5月に設立しましたが、2013年7月から生産を開始します。設立したブラジル会社の所在地はアマゾナス州マナウス市、資本金は約2億1000万円。約1億1000万円で建設する工場は延床面積1800平方メートル、従業員数は13年末時点で約60人を予定しています。
 キャノンのブラジル拠点としては1974年に設立された事務機、デジタルカメラの販売会社「キャノン・ド・ブラジル」がありますが、新興国を中心に堅調な伸びを示しているデジタルカメラ市場の中で市場規模が大きいブラジルは、今後も需要拡大が見込まれることから戦略的な商品供給が急務となっており、ブラジルでの生産に踏み切るものです。