中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

サンパウロ市で今年最低気温

 サンパウロ市の気温が4日、国立気象観測所で最低気温6度を示し、6月28日に記録した6.1度を下回って今年の最低気温となりました。同じ市内でもパレリェイロス区では3.8度、ピリツバ区では5.6度と、猛烈な寒波に見舞われた地区もあります。
 サンパウロ市役所の緊急事態管理センターによると、同日午前2時頃に市内南部のコンゴーニャス区周辺では風速が40キロに達し、体感温度はマイナス4度になったそうです。
 サンパウロ州内の最低気温は、サンパウロ市から181キロ離れたカンポス・ド・ジョルドン市でマイナス0.8度となっています。また、リオグランデ・ド・スル州の山間部の少なくとも4市、サンタ・カタリーナ州の2市で3日夜から4日未明にかけて降雪が観測されました。
 ブラジルは暑い国とおもわれがちですが、南部では降雪することもあります。サンパウロあたりになるとそんなには冷えませんが、6度で寒いなどと新聞記事になるのですから、亜熱帯地域であると再認識させられます。