ブラジルの現地紙は28日付で、未成年売春疑惑のベルルスコーニ・イタリア首相（72）が17歳のブラジル人女性も相手にしていた疑いがあると報じています。ミラノ郊外の自宅などで一度に10数人の女性を招いては買春行為を繰り返していたとされる同首相は、携帯電話にこうした女性30人を登録しており、ブラジル人のイリス・ベラルディさん（19）もその中に含まれていました。
首相との関係は17歳だった09年から始まり、謝礼としてマンションをあてがわれ、家宅捜索では現金４万ユーロと無数の宝石類、日記が押収されました。日記には売買春行為に関する記述はなかったものの、昨年は８回招かれ、少なくとも2000ユーロ（約23万円）を受け取ったと見られています。
国会に提出された捜査報告書によれば、同様の女性は他にもいて、家宅捜索で３キロのコカインが押収された女性もいました。
