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リオ近郊のテレゾーポリス市で日系人3人が死亡

 リオ大水害で14日現在の邦人・日系人の被害者はいないとされていましたが、その後の日本リオ総領事館などの調べで、130人が死亡したテレゾーポリス市で、同市に住んでいた日系人3人が土砂崩れに巻き込まれ死亡していたことが分かりました。
 死亡したのは、マルセーラ・ヤマモト・サントスさん、ナターシャ・ムラカミ・ダ・コスタさん、ナターシャさんの母親のファビアーナ・パウラ・ムラカミさんの3人です。年齢は不詳です。
 亡くなった3人は、いずれもブラジル人との混血で、テレゾーポリス日本人会の会員ではありませんでした。そのため確認が遅れたものと思われます。ただ、ムラカミ母子は同地在住の清水和雄前日本人会長夫人である喜美枝さん(63際、3世)の遠い親戚に当たるということです。
 107人が死亡したノーバ・フリブルゴ市には25人の邦人が住んでいますが、リオ総領事館員が4時間かけて同地を訪れ、同地の邦人及び日系人の無事を確認しました。