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リオが40年ぶりの大災害 、一晩で271人が犠牲

 11日夜から大雨による洪水や地滑りがリオ州の各地で発生。大西洋岸森林の山岳地帯にある3市で12日午後11時までに、救助隊も含む271人の死亡が確認されました。雨はその後も降り続き、2次災害の恐れも指摘されています。行方不明者も多数に上っており、犠牲者の数は今後さらに増える見通しです。
 テレゾーポリス市では、死者は少なくとも130人。ノバ・フリブルゴ市では107人、ペトロポリス市では34人の死亡が確認されました。土砂崩れが起きたこれらの地域は岩盤層上の丘陵。雨で地盤が緩んだ表層は、雪崩のように一気に滑り落ちたものです。
 ペトロポリス市に住む日系人からの情報では、この災害で日系人、日本人の被害は確認されていず、被害はなかったということです。