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糖尿病、死因3位に浮上

 厚生省が14日公表した2008年度の死因ランキングで、糖尿病による死亡のランクが上昇しています。1996年から2007年にかけ、糖尿病による死亡が10%増加、08年度は3年前のランキングから順位を一つ上げて3位となりました。糖尿病の増加は、国民が肥満傾向にあるためと見られ、厚生省は警鐘を鳴らしています。
 08年度の死因1位は前回同様、脳血管障害。2位以下は、心臓虚血(局所性貧血)、糖尿病、殺人、肺炎と続いています。最近の傾向としては、喫煙者の減少で呼吸器系や心臓疾患が減る一方、がんや糖尿病による死亡が増えており、生活スタイルの変化が病気にも現れていると指摘されています。