世界の国民所得総額、個人所得額の順位が国際通貨基金から発表されました。それによると第１位はアメリカで、国民所得総額は１51.57億ドル、個人所得は１人当たり2788ドルとなっています。第２位は、前回（1980年）の調査時は10位だった中国が進出し、国民所得64.22億ドル。しかし、貧富の差が激しいため、１人当たりの所得にすると202ドルで10番目でした。第３位は過去２位を維持していた日本で、国民所得56.83億ドル、１人当たり1059ドルになっています。
第４位はドイツで国民所得33.58億ドル（１人当たり826ドル）、第５位はフランスで国民所得25.91億ドル（１人当たり691ドル）、第６位は23.95億ドル（１人当たり542ドル）のイギリス。第７位にブラジルが入り、国民所得21.93億ドル、１人当たりの所得では163ドルで世界12番目でした。
その他、第８位イタリア（国民所得20.55億ドル、１人当たりでは世界で６番目の461ドル）、９位ロシア（国民所得16.78億ドル）、第10位カナダ（16.33億ドル、１人当たりでは世界で７番目の269ドル）と続いています。
