オ・エスタード紙によると、10月の大統領選で4370万票を集めながらも落選したジョゼ・セーラ氏が、所属するPSDB党研究機関のテオトニオ・ビレラ研究所の代表に就任するようです。
セーラ氏はサンパウロ州知事としての実績がありながら、大統領選では何度も苦杯をなめています。同氏の代表就任は、PSDB党が実績のあるセーラ氏を引退させず、氏が動きやすい環境作りの一環と見られています。PSDB党として次期大統領選も視野に入れての動きで、セーラ氏も落選後、「また戻ってくる」と4年後への含みを持たせています。