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お笑いタレント 水難事故で死亡

 日本では藤田まことというお笑いもやりながらシリアスな演技でも定評があった俳優がこの世を去りましたが、ブラジルでも1970〜80年代にかけて人気を博したお笑いタレントで俳優のアルナウド・ロドリゲス氏が16日、トカンチンス州のルイス・マガリャンエス湖(水力発電所)でボートクルーズ中、豪雨と強風の悪天候に見舞われて港に引き返す途中で事故に遭い死去しました。68歳でした。
 ロドリゲス氏は70年代、テレビ・グローボ局のチコ・アニシオ氏とのコンビで歌手デビュー。有名になってからは独立し、ドラマ、『パンパン』、『ベイジョ・ベイジョ』などで俳優として活躍するかたわら、普通のブラジル人を演じるお笑いタレントとしても人気を得ていました。90年代に引退を表明していました。
 事故当日は、友人らと船上親睦会に参加しており、船には乗組員以外に10人が乗っていました。港に着く前に事故に遭ったもので、遺体は発見されないまま、死亡が発表されました。