地元メディアによると、ブラジル勤務のために20日にブラジル入りしたイタリア人銀行員のトマッソ・ロットさん（26）が21日、強盗犯に拳銃で撃たれ死亡しました。同氏はブラジルに到着してわずか24時間余りでこの悲劇に遭遇しました。
調べによると、ロットさんは自動車でサンパウロ市内の交差点で停止したところをバイクに乗った２人組に襲われたもので、犯人は車の窓ガラスを拳銃で叩き割り貴重品を渡すよう要求しました。しかし、ロットさんは犯人の脅し文句が理解できず、自動車を降りて逃げようとして銃撃を受け、死亡したものです。射殺後強盗犯は何も盗まず逃げ去りました。この車にはスペイン法務相の子息が同乗していましたが、無事でした。
殺人犯罪・人身保護担当課の特別強盗捜査署と第15地区警察署が犯人を追っていますが、犯人は逃走を続けています。
