サンパウロ市の飲食店が相次いで値上げ

　サンパウロ総合大学経済調査院の調べによると、サンパウロ市の飲食店では昨年12月以来、メニューの値上げが相次いでいます。特に青果を使ったメニューの上昇が顕著で、平均約10％が値上げになっています。悪天候による不作で野菜、飲み物、砂糖、米などが高騰し、それに人件費の上昇も加わったのが価格上昇の原因といわれています。
　価格上昇の傾向は今後も続き、青果を使ったメニューに限らず、全体へと拡大するともいわれています。