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平田さん、ブラジル産ワインを日本へ

 平田アンジェラさんが、昨年末から日本とブラジルを何回となく往復、ブラジル産ワインの日本向け輸出と市場拡大に力を入れています。ワイン普及家の平田さんは、ワインの産地リオグランデ・ド・スル州のミオロ社と契約し、日本への売り込みを行っているものです。
 フルーティーで口当たりの軽い南ブラジル産ワインは、世界でも引けを取らないほどの高品質で隠れた存在。平田さんが扱うのは「リザーブライン」と呼ばれる貯蔵ワインで、「ロテ43」や「テーラ・ノーバ」など1本30ドル程度のものです。
 南米産ワインはチリ産がやや知られてきたものの、ブラジル産ワインはまだまだ知名度が低く、世界のブランドへ変貌したブラジル産のサンダル「ハワイアナス」のように、ブラジル産ワインを日本に広めたいというのが平田さんの考えです。日本での食材品展などでは手応えも上々で、今年は10万〜15万本は輸出したいと話しています。