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ガソリンよりも割高なアルコール

 このところガソリン代替エネルギー源としてのアルコール価格の上昇が続いています。このアルコールの値段の上昇で、ガソリンと比較しアルコールが割高になった州も現れています。石油庁の調べでは、ガソリンよりもアルコール燃料を自動車燃料に使用した方が有利な州はバイア、ゴヤス、マットグロッソ、パラナ、ペルナンブーコ、トカンチンスの6州だけで、サンパウロ州でもガソリンが平均2.481レアルに対し、アルコールが1.767レアルになっています。
 このためサンパウロ州では、ガソリンへのアルコール混入率を現行の25%から、1月1日から90日間(4月末まで)20%に減らすことを決定しました。