中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

サンパウロ市警、悪徳食肉卸業者を摘発

 賞味期限切れの食肉をサンパウロ州ミナス・ジェライス州の20自治体に卸し販売していたとして、サンパウロ市警は3日までに、サンパウロ市内の大手食肉卸業ゴウベイア・サントス社を捜索するとともに、同社卸センターの支配人、サンドラ・カルドーゾ容疑者(52)を反消費者保護法と書類偽造の疑いで逮捕しました。経営者のエドゥアルド・ゴウベイア・ドス・サントス氏(57)からも、同容疑で事情を聞いています。
 サンパウロ市警の発表によると、同社は賞味期限切れや期限間近の食肉を同業他社から安く仕入れ、サンパウロ市東部ビラ・エマ区の卸センターで、賞味期限を記載したラベルを貼り換え、包装し直して出荷していました。中には、今年4月に期限が切れたものを、来年3月までの期限に書き換えたものもあったといいます。