地元メディアによると、サンパウロ州サントス港の砂糖倉庫で3日、1万5000トンの砂糖を焼失する火災が発生し、続いて内陸部のジュンジアイ市でも400台の自動車を巻き込む火災が起きました。
サントス港での火災は同日午後4時半ごろ、物流会社のコサン社が所有する倉庫間のベルトコンベヤー上で燃え上がりました。同社は約1万5000トンの砂糖を保管しており、その砂糖が焼失しました。この火災で負傷者は出ませんでした。
さらに同州ジュンジアイ市で同日午後9時30分ごろ、地方交通局の駐車場に保管されていた900台の自動車のうち約400台が焼失しました。前日にも近隣のイタチバ市の地方交通局で17台の自動車が燃える火災が起きています。
警察は、犯罪集団が周辺で放火し、火が乾燥した雑木林に移り、それが駐車場の車に飛び火したとみています。