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検査に「落第」した即席ラーメン

 ブラジル消費者保護協会が28日発表したところによると、国内で販売されているインスタントラーメン10種を調査した結果、全商品に健康被害を及ぼす物質が含まれていました。
 その物質は、スープに含まれている高血圧を引き起こすナトリウム、中毒症状となりやすいグルタミン酸ナトリウムで、これが過度に含まれていたといいます。麺からも多量の脂肪分が検出されています。
 この検査結果に専門家は、インスタントラーメンを常食すると栄養が偏り、味覚障害や高血圧、肥満の原因になると警告を発しています。