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繁盛する犬の散歩代行サービス

 ペットブームは世界的な傾向のようで、ブラジルも例外ではありません。このペットブームを象徴するのが、最近サンパウロ市に登場した「犬の散歩代行サービス」です。
 地元のフォーリャ紙が報じるところでは、この隙間産業にいち早く目を付け、商売にしたのはマウロ・セベリノさん(42)。毎朝ボクサー犬やブルテリアなど大型の「常連犬」を3匹引き連れて散歩に出かけています。
 料金は一頭あたり週に2〜3回で、月に100〜150レアル(5000円〜7500円)といったところ。現在散歩代行の契約をしている犬は全部で15頭ほど。収入は1000レアル(50000円)を越えるといいます。この収入は馬鹿にならない金額です。
 犬散歩代行サービスは、忙しい人や散歩が大変な高齢者に人気で、今のところ依頼者は増えているとか。この商売の泣き所は、毎日3袋分にもなる糞の処理だそうです。