ブラジル南部のポルト・アレグレ市内の病院で21日、診察を受けた20歳の女子大生の手提げ袋から、生れたばかりの新生児が見つかり、警察はその場にいた新生児の父親（19）と女子大生を殺人未遂の現行犯で逮捕しました。調べによると、女子大生は自宅で出産したが、出血が止まらず病院に駆け込んだところ、不審に思った医師が警察に通報。警察が事情を聞いていて、手提げ袋の中に新生児を発見したものです。女子大生は妊娠7カ月目で出産していました。
保護された新生児はすぐに集中治療室に移され、未熟児補助器の人工呼吸器により、かろうじて一命を取り留めました。警察では二人を事情聴取後、新生児殺人未遂で書類送検し、仮収監所に拘束しています。
