日本でも医師不足で休業に追い込まれる公立病院が少なくありませんが、ここブラジルでも医師不足は深刻さを増しています。つい先日も、年始から3回も休診を繰り返していたローレンソ・ジョルジ市立救急病院(バーラ・ダ・チジュッカ区)が、医師不足で4度目の臨時休診になり、事実上の休業に入りました。同病院は職員の給与支払いも遅滞しており、職場放棄する従業員もいて仕事が出来なくなっていました。ローレンソ病院に限らずリオデジャネイロ市内では、特殊衛生技師の不足により救急病院の閉鎖が相次いでおり、救患に対する州政府の早急な対応が求められています。