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道路交通法施行で仮免実習20時間に

 2月1日から新・道路交通法が施行され、運転免許証取得のための教習時間が大幅に延長されます。教習時間は学科が15時間、実習が5時間延長され、法規理論研修が30時間から45時間に、仮免実習が15時間から20時間になります。
 理論研修で特に力を入れるようになったのは安全運転の学習で、8時間から倍の16時間になり、交通法規の学習は12時間から6時間増加の18時間になります。公安委員会は、今回の改正で基本的な交通法規や車体構造知識を徹底して学ぶことで、交通事故の減少につなげたいとしています。今のブラジルのドライバーの運転マナーはないに等しく、歩行者を無視した車優先社会といわれます。今回の改正で公安委員会は、「運転する人には、法規からマナーまで、十分に身につけて欲しい」と希望しています。