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所変われど理想の異性像は変わらず

 サンパウロ日伯援護協会福祉部では、結婚相手に恵まれない男女を集め「お見合い会」を開催しています。さきごろ第30回目のお見合いの会が開かれました。この会を開くたびに、平均一組ずつのカップルが成立しているそうです。

 会の参加者の平均年齢は三十代半ばから四十代が中心。以前は男性に比べて女性の参加者が多かったが、最近は半々ほどになったといいいます。「歯科医やコンピュータ関係の男性の参加が目立ってきた」そうです。

 参加者の女性が希望する理想の男性は、「高学歴、高収入」。しかも「男性に求める生活レベルは年々高くなっている」そうですから、いずこも女性は経済的に裕福で、楽な生活をしたいということのようです。

 一方、男性が求める理想の女性像は「若い人」と、あまり容姿にはこだわらないようです。それだけ男は単純で、若いうちに、元気な子供を産んでくれればいいということでしょうか。国は変わっても、男と女が考えることには、そう差はないということでしょうか。