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ときならぬ女子大生のセックス騒動

 サンパウロ州州マリリア市(サンパウロし市から約400キロ)と隣接するポンペイア市で今、「女子大生のセックス」の話題でもちきりとなっているようです。発端は先月10日、マリリア市の女子大生(20歳)が2人の男性とセックスしている複数の写真がインターネットのホームページで流されため。これを知った同じ大学の学生らが学校の恥だとして、その女子大生を軟禁、パトカーが出動するという騒ぎとなり、大騒動にふくれあがったのです。
 当の女子大生は、まったく身に覚えがなく、写真にあるハンドバッグや靴は自分のものではない、と主張しています。決定的な証拠として女子大生が挙げているのは、左肩にあるホクロで、写真の女性にはほくろがなく、この写真は首だけをすげ替えた合成写真と話しています。もちろん、相手をしている男二人は、全く知らない人間だそうです。
 女子大生の主張を聞く限り、これは明らかにアイコラといわれる首だけをすげ替えた代物。で、誰がこれを流したかと言うことになりますが、女子大生は、以前交際を断った男が根にもって作成、インターネットで流した犯人だとして刑事告発しています。
 ところが、女子大生が居住するポンペイア市(人口一万八千人)では、この写真のCDが1枚15レアルから20レアル(約1100円ぐらい)で飛ぶように売れているとか。女子大生は泣き面に蜂、といったことのようです。