サンパウロの邦字紙のコラムで、こんなことを書いていました。
邦字紙の求人広告に、「ビッコでも可」という文句があったそうです。日本でなら、広告規制で、とても日の目を見そうもありませんが、この記者も、「そうか、少々足を引きずってでも働ける会社か。それにしてもエラい文句だな」と妙に感心したそうです。
ところが、後で記者は、ビッコとはポルトガル語で「アルバイト」のことだと分かり、その広告は日本語に直せば「アルバイトでも可」という意味だったことに気づいたのだそうです。
言葉は魔物、思わず姿勢を正しました。