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サンパウロにたこ焼き登場

 サンパウロ市の東洋街は日本食であふれ、焼きそばなどはブラジル語として定着、ブラジル人にも好評です。日本の新聞でもサンパウロの焼きそばは紹介されましたので、ご存じの方も多いでしょう。

 最近日本の企業を定年退職、第2の人生をサンパウロでと一念発起、東洋街でたこ焼き屋を始めた人がいます。桜亭の店主、桜井好美さんです。最近のたこ焼きは機械で焼けるとか。そのため、ひっくり返さずとも焼けるそうです。材料は全部日本から取り寄せています。大阪育ちのたこ焼き好きが試食して、これはうまいと太鼓判を押したそうですから、味は確かなのでしょう。

 徐々に市内に広まり、今では夕方ともなると並ぶ人が出るほどに人気が出てきたといいます。桜井さんは、「もう一台日本からたこ焼き気が着いたら、2店目の開店です」と張り切っているそうです。