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非日系大学生が作文コンクールで最優秀賞

 ブラジル・パラナ州で実施された日本語作文コンクールで、非日系の大学生エロイーゼ・ペゴラロ・レモスさん(23歳)が、日本語検定能力一級の部の最優秀賞に選ばれました。応募総数は175点、28校に上る日本語学校が参加しました。
 一昨年、青山鑛一元クリチーバ総領事の提案で始まった同コンクールは、今年は同総領事館とパラナ日伯文化連合会の共催で行われ、「私の国ブラジル」というテーマのもと作文力が競われました。日本語能力検定試験の級別に審査され、最優秀賞と優秀賞、優良賞、努力賞が選ばれました。
 応募者のうち、日系人が161人、非日系人が14人でした。すべての受賞作品の中には非日系人の作品が5点選ばれていました。
 エロイーゼさんはパラナ連邦大学で社会科学を学んでいます。日本語の勉強を始めたのは高校2年生のときからで、ロータリーの留学制度で日本に行くことが決まったのがきっかけだそうです。