中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

大統領支持率下降の一途

 全国工業連合CNIがIBOPE世論調査所に依頼して6月9日から同13日までに行った世論調査では、大統領支持率は56%で、前回3月調査の60%に比べ4ポイントダウンしました。逆に不支持率は前回の34%から4ポイント上昇し38%になりました。支持率としては半数を超え、まだまだ高い方ですが、徐々に下降しているのは間違いありません。
 現地での報道によりますと、前回の大統領選挙(2002年)で、ルーラ大統領とジョゼー・セーラ・サンパウロ市長の得票率は、ルーラ46.44%、セーラ23%でした。それが、本年3月の調査では39%対27%、今回(6月)は38%対29%とその差が縮んできています。
 このままで推移すれば、ルーラ大統領の再選は難しい、というのが現地マスコミの見方です。