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日伯交流パイプ役の小林パウロ下議が死去

 小林パウロ連邦下院議員が死去。26日午後7時40分、肺癌のためサンパウロ市の癌病院で小林下議が死去しました。59歳でした。葬儀は27日午後5時から、モルンビー墓地で行われました。
 小林下議はサンパウロ州ペドレイラ出身。カトリック大学地理学科卒業。1974年、サンパウロ市議に初当選。78年、サンパウロ州議に当選、86年まで州議として活躍。88年から95年まで再びサンパウロ市議
 91年12月、日系人として初めてサンパウロ市議会議長に選出されました。その後、再度州議員となり、98年の全国統一選ででPSDB(社会民主党)から連邦下議選に立候補、9万票余を獲得して当選。2期目となる02年の選挙では、わずか34票の差で涙をのみ、第一次補欠となました。その後、当選したアウナルド・マデイラ氏がサンパウロ州官房長官に就任したため、同年12月に繰上げ当選となり、連邦下院議員を勤めていました。伯日議員連盟会長。