バイア州イリェウス市に住むエネジナ・ダシルバさんはこのほど、62歳の息子とともに識字学習を始めました。貝漁などで生計を立てるエネジナさんは、来週101歳を迎えます。エネジナさんは「ずっと習いたかったけど、機会がなかったの」話しています。
最新Pnad統計では、15歳以上人口の非識字率は8.9%。07年度の9.3%から昨年度は9.2%となり、今回はさらに0.3ポイントの減。少しずつですが、改善されています。
IBGEのエドゥアルド・ヌネス院長によれば、スピードの遅さは高齢者の識字教育が進まないため。「若い世代の非識字率は先進国並みだが、50代以上の識字教育はなかなか」と同院長は識字教育の難しさに思案投首のようです。