ブラジル厚生省のテンポロン厚相は29日現在、新型インフルエンザ感染の疑いがあるとされる患者が38人になったと語りました。同相は「ブラジルもウイルスの脅威にさらされている」とも述べ、国民に予防策の徹底と冷静な対応を呼びかけています。
患者の内訳は、サンパウロ州が15人で最多。パラナ州が4人、アマゾナス州、バイーア州、サンタカタリーナ州が3人と続き、リオデジャネイロ州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州、マットグロッソ・ド・スル州、ミナス・ジェライス州がそれぞれ2人となっています。1人しか確認されていない州がエスピリット・サント州、パラー州です。いずれも疑いの段階で、新型インフルかどうかは検査中です。