中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

豪華客船従業員を盗撮で逮捕、起訴

 豪華客船のバスルームにカメラを設置したほか、船室のベッドの下に隠れて映像を記録していた従業員が3日、停泊していたフロリダ州フォートローダーデール市で逮捕され、児童ポルノ製造と所持の疑いで米国連邦裁判所に起訴されました。また従業員は盗撮の容疑でフロリダ州裁判所にも起訴されています。

 ブラジル・メディアの報道によると、逮捕された従業員はフィリピン人のアービン・ジョセフ・ミラソルで、昨年12月から同客船で働いていました。浴室でカメラを発見したのは女性の観光客で、カメラはシンクの下のカウンターに固定されていました。女性は船の責任者に連絡し、警備員がそれを確認しました。

 法廷文書によると、被告のスマートフォンメモリーカードからは、裸の女性を映した複数のビデオや児童への性的虐待の画像が発見されました。男は捜査​​員に「12月に船で働き始めて以来、バスルームに隠しカメラを設置していた」と供述しています。

 容疑者は「船室の居住者が誰であるかを調べてから、ビデオカメラを設置した。カメラを設置した以外に、客室に入り、宿泊客がシャワーを浴びているときにベッドの下に隠れ、そこからビデオを録画した」とも話しています。

 クルーズ会社ロイヤル・カリビアンはすでに男性を解雇し、「捜査に協力している」と発表しました。