ブラジルのメディアによると、国立石油天然ガス・バイオ燃料庁は17日、「全国のガソリンスタンドのエタノールの平均価格が今週1.5%下落した」と発表しました。同庁の調査では、エタノール1リットルの平均価格は 5.210レアルから5.128レアルに下落したとしています。
ガソリン1リットルの価格も今週 6.708レアルから 6.679レアルに0.4%下がりました。これはペトロブラスがガソリンの平均販売価格を1リットルあたり3.19レアルから3.09レアルに引き下げた結果です。
ただ、最終消費者の燃料価格は、販売業者とサービスステーションの裁量に委ねられており、リオグランデ・ド・スル州のトーレス市では7,799レアルの高値で販売されていました。
ブラジル地理統計資料院は、現在はガソリンがインフレを促進するガソリン・インフレとしています。この年、エタノールはほぼ70%、ガソリンは12カ月で50%上昇する高騰ぶりでした。