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ブラジルでトヨタ車は4.7%上昇

 ブラジルのメディア7日付けによると、3月にトヨタカローラクロスは139,990レアル(約290万円)で発売されましたが、8カ月後に183,990レアル(約380万円)に値上がりしました。最も高価な特別仕様車は200,000レアル(約415万円)を越えています。

 価格上昇率は、国内のインフレ率を上回ってはいません。トヨタ車の3月から9月までの価格上昇率は4.7%で、注目に値する数字です。ブラジル地理統計研究所によると、その間の消費者物価指数(インフレ率)は5.72%で、それよりも低い範囲に収まっているからです。

 価格が上がったとしても、カローラクロスは主要なライバルの1つであるジープコンパスよりも安価です。ジープコンパスは153,890レアル(約320万円)から232,990レアルで発売されています。又、別のライバル車、VW TaosはトヨタジープのSUVよりもいくらか安くなっています。最も高いので価格は194,890レアル(約405万円)です。

 カローラクロスには、1.8エンジンとハイブリッド車(XRV、XRX、スペシャルエディション)があります。高価な特別仕様車ハイブリッド車で、スマートフォン用の充電器、サイドフットボード、ドアシル、トランクトレイなどを備えています。