中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

最高額は開会式の4600レアル=リオ五輪のチケット=

 地元メディアによると、オリンピック組織委員会は16日、2016年リオ五輪のチケット価格を発表しました。約750万枚販売されるチケットのうち最も安いのは40レアル(約1800円)で、サッカーの予選、セーリング、ボート競技、レスリング、グレコローマン、オープンウオータースイミング、マウンテンバイク、マラソン、競歩、ホッケー、ウエイトリフティング近代五種競技、射撃などです。最も高いチケットはマラカナン競技場で行われる開会式の4600レアル(約21万円)です。
 半数以上に当たる約380万枚のチケットが70レアル(約3200円)以下で購入可能ですが、16日に公開された価格表には半額チケットは含まれていません。組織委員会は11月の競技日程決定後に半額チケットを含む全チケット販売の購入方法を発表します。
 同委員会によると、チケット購入の受付期間は来年3〜5月で、1次抽選が6月、2次抽選が7月に行われます。この抽選結果は9月に発表され、翌10月からは残っているチケットが抽選なしで販売され、12月まではブラジル国内在住者のみが対象になります。ドイツ企業のCTS社がチケット販売を担当し、チケットの送付は16年5月の予定です。
 今年のサッカー・ワールドカップ(W杯)で最も安かったチケットは60レアル(約2800円)で、最も高額なチケットは決勝の1980レアル(約9万円)でした。