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マラドーナ(サッカー)遺品のオークション

 ブラジルのメディア4日付けによると、1年前に死去したサッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナの家族が、借金を返済するためにマラドーナ所持品のオークションを12月19日に開催します。オークションに出されるのはフィデル・カストロからの書簡や警察のサイレンを備えた珍しい7シリーズのBMWM4クーペなど87のアイテムです。

 特にBMWM4クーペは車好きだったマラドーナがカスタマイズしたもので、120万レアルの値が点けられています。実勢価格は165,000ドル(925,000レアル)の価値があるとされていますが、マラドーナはカスタマイズに100万レアルをかけたと言われます。このほかピックアップトラックのRAM1500、800馬力に改造された「スポーツハッチ」、乗用車5台分の値打ちがあるとされるBMW 750Li、ヒュンダイH1など車の出品が目立っています。

 最初の入札額が38,000米ドル(211,000レアル)のヒュンダイH1(バン)は、オークションがオンラインで行われるため、世界のどこからでも入札することが出来ます。

 このほかマラドーナナポリとボカジュニアーズでプレーしたときのユニフォーム、ポスター、ボール、サッカーシューズ、トロフィー、そして楽器などもオークションに出されます。マラドーナ所有の2つの家もオークションにかけられる可能性があります。 1つはブエノスアイレスにあり、ボカジュニアーズに加入したときの両親への贈り物、もう1つは観光の町マルデルプラタにあります。