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ブラジルの自動車メーカー、コロナ抑制で一斉休業

 ブラジルメディア25日付によると、ブラジルで操業する自動車メーカー7社は、新型コロナの感染拡大と部品不足で操業を停止、工場労働者には一斉休暇、事務社員には自宅待機を命じます、

 操業を停止するメーカーはトヨタ、日産、フォルクスワーゲンメルセデスベンツボルボルノースカニアスウェーデンの自動車メーカー)で、今後数日間で生産を停止することを決めました。

 トヨタ・ド・ブラジルは、サンパウロ市が外出規制を強めた25日から自動車生産を停止します。同社には5,600人の従業員がいますが、サンパウロ工場の労働組合と共同歩調で決定しました。

 日産・ド・ブラジルは、3月26日から4月9日までリオデジャネイロ工場での生産を停止します。この期間中、従業員は一斉休暇を取ります。操業開始は4月12日の予定です。同社は「コロナの流行を抑制し、従業員の安全を確保、事業を継続するための一環として操業を一時停止する」としています。

 その他のメーカーも、操業停止の理由をコロナ感染の抑制が目的としています。