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61歳の女性が出産

 地元メディアによると、高齢の女性が30日、赤ちゃんを産んだと話題になっています。子どもを産んだのはパラナ州ロンドリーナ市に住む61歳の看護師、アナ・マリアさんで、体外受精によって3,415グラムの男児を産みました。

 彼女は最初、養子を迎えることを考えていました。しかし、順番待ちの人が多く、養子を諦めました。パートナーがいなく、受精治療を5年間続け、40歳以降は自分の卵子を使用できなくなり、卵子と精液の銀行に着目、体外受精することにしました。

 彼女は、「妊娠は穏やかで、脊椎に問題がありまししたが、整形外科医、セラピスト、理学療法でなどの治療を受け、すべてがスムーズに進みました。私の経験が他の人の参考になればと思っています。母親になりたい高齢の女性が沢山いるはずです」と語っています。

 医師の1人は、「医学は不妊治療のいろいろな方法をを提供出来ます。価格も手頃で、中には無料で治療する大学もあります。妊娠中のケアも進化しています」と述べています。