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2月の小売は前月比で0.5%減

 地元メディアによると、ブラジルの小売売上高は2月、季節要因の影響を取り除いた調整値で、対前月比0.5%減でした。しかし、前年2月との比較では3.8%増加しています。2月までの12カ月間の累計でも、前年の12カ月間と比べ1.3%伸びています。信用情報会社ボア・ヴィスタ社(Boa Vista)がまとめたものです。

 今回の調査で低調な小売の回復が芳しくないことが分かります。ボア・ヴィスタ社によると、高い失業率と経済活動の低調が小売業界成長の障害になっている、としています。

 2月の小売業界は、主要な家具・家電製品部門が対前月比2.4%のマイナス(季節調整値で比較)と振るわず、繊維・衣料品・履物部門、スーパーマーケット・飲食料品部門、燃料・潤滑油部門はわずかながらプラスでした。